開拓者精神を体現するアメリカンドリームカーが1位!モータージャーナリストの関 耕一郎が選んだマイ・ホット20【2026年版本音で選んだホット100】

モータージャーナリストおよびエンジン編集部員47名が選考委員として心から欲しいと思える一台を選ぶエンジンHOT100。2026年版のテーマは「本音で選んだマイ・ベスト・カー」。モータージャーナリストの関耕一郎さんのマイHOT 20。1位は、このクルマだ! 関耕一郎の選考ポイント「欲しいクルマを改めて選び直した」
この1年間の新型車や改良型も含め、欲しいクルマを改めて選び直したら、新加入は半数以上に。とはいえ、昨年のHOT20のうち7台が終売で、実質的に入れ替わった4台も、運転機会の鮮度を優先した以外、選から漏れた理由はなし。上位陣に至っては、500が600に代わっているけどほぼ同じ。好きなクルマが増えただけだと知らされた20台。 20位 BYDシーライオン6
6も7も、出来栄えに驚いたシーライオン。自分の使用環境ならBEVよりPHEVがフィットしそうなので6をチョイス。ありかも、BYD! の個人的筆頭。
19位 ジープ・ラングラー
PHEVの4xeが生産終了したのは残念。鳥のさえずりや木々のざわめきに耳を傾けながら森の中を駆け抜ける電動走行は、ほかでは得難い体験だった。
18位 アストンマーティン・ヴァンキッシュ
ハイパワーBEVに慣れても、ICEの835ps/1000Nmは別物。ただただ度肝を抜かれた。再会を夢にみる、当代きってのホットなドリームカー。
17位 マセラティMCプーラ
見るからにスーパーカーなのに、意外なほどリラックスして乗れるのは、強固なモノコックとしなやかなサスの妙。3リッターで、控えめな自動車税もうれしい。
16位 BMW M3/M4
先日、足グルマを修理したディーラーで対面したM4、美しかった。次世代顔は遠慮したいので、新車で買うなら今しか……。でも、コルベットとほぼ同額……。
15位 キャデラックXT6
憧れのキャデ。エスカレードでは持て余しそうだけど、XT6はもう少し歩み寄ったサイズで、ラグジーさは健在。右ハンドルがあればもっと売れそう。
14位 ホンダ N-ONE
N-ONE e:は、トルクと低重心感が壮快で、コミューターとしては絶妙な選択かも。といいつつ、スーパーワンのルックスには目移りしちゃうけれど。
13位 ホンダN-VAN
用途に適えばICE車より断然BEV。航続距離はネックながら、走りの質感がだいぶアップ。ちなみに、ダイハツeハイゼットの走りもかなり楽しいです。
12位 三菱デリカD:5
誕生から19年、歴代最強を謳う4駆システムを試さずとも、熟成を極めた重厚な乗り味だけでも魅力的。寝かせてこなれたタンニン強めの赤ワインみたい。
11位 スズキ・クロスビー
キュートなルックスに、程よい広さと走りが絶妙。もみじマークの両親にオススメを聞かれ、即答した一台。個人的にはもうちょっとパワーが欲しいけど。
10位 マツダ・ロードスター
幌車にあまり興味はないけど、これだけは別格。とくにレースベース車のNR-Aは、公道を走るだけでも、乗るたびに楽しさを再確認できてお気に入り。
9位 ルノー・カングー
走り出した途端、「いいクルマとは、こういうことさ」と諭されるよう。歴代乗り継ぐファンの気持ちもよくわかる。家族が多ければ、きっともっと上位。
8位 スズキ・ジムニー
本格的な走破性や、豊富なアフターパーツなど、休日を楽しくしてくれそうな要素に事欠かない。健全な大人のおもちゃにして、永遠のセカンドカー候補。
7位 マツダCX-60
大柄でも俊敏なのは、FRベースの美点。力強く回る直6と軽快なPHEV、どっちも違ってどっちもいい。鷹揚な乗り心地のCX-80ともかなり迷う。
6位 ロータス・エミーラ
BEVがみごとでも、ICEのコンパクトなスポーツカーこそロータスの真骨頂。エミーラには生産延長のついでに、最後のエンジン車宣言の撤回も希望。
5位 トヨタGRカローラ
こちらは1ランクアップ。4ドアであの走り、メガーヌR.S.なき今、代わるものなき魅力。いよいよ購入……と思ったら、GRMNが出るってマジですか?
4位 トヨタGRヤリス
去年より1ランクダウンは情熱が冷めたのではなく、真剣に次期仕事グルマを考える状況に陥った結果。すでに2ドア車を持ってなければ、進化版は買い。
3位 フィアット600
小さなフィアットは好きだけど、BEVの航続距離は物足りない。そこに現れたハイブリッドは、元気なエンジン、小気味よいDCT、軽快なフットワークに、力強いモーターアシストを上乗せ。こういうのがいいんだよ。上半期、一番の感動。
2位 ケータハム・セブン
走りに不要なものがほぼない。それは暮らしの道具としてほぼ用をなさないということでもある。乗るたび理屈抜きでほしくなりつつ、結局は現実に負けてきたけど、環境さえ整えばいつでもお迎えしたい、ウイークエンドカー候補ナンバー1。
1位 シボレー・コルベット
幼い頃憧れた車名で唯一の現役。それだけでもシビれるのに、誕生から60年以上を経て、伝統を捨て去るという勇気にもリスペクト。そして乗れば、完成度に脱帽。開拓者精神を体現するアメリカンドリームカー。コルベットは永遠のカリスマ。
文=関 耕一郎
■エンジンHOT100とは?
モータージャーナリストが2026年のいま心から欲しいと思うクルマ100台の順位を決める雑誌『エンジン』の名物企画、エンジンHOT100。そのHOT100の源となるのが、ジャーナリストと編集部員による投票「マイホット20」である。今年も、「本音で選んだマイ・ベスト・カー」というテーマの下、47人が思い思いの20台を選び、その選考理由を記した。各位のクルマに対する姿勢や価値観が垣間見えるこのマイホット20には、HOT100の結果に勝るとも劣らぬ価値と楽しみが詰まっている。
(ENGINE2026年9・10月号)
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