受験期の親68.2%が「言葉や接し方がプレッシャーに」/明光ネットワークジャパン・永谷園
子どもの支え方に61.6%が悩み、食事の用意・工夫も79.2%が重要視
受験期を支える家族の温もり
明光ネットワークジャパンと永谷園は10月15日、受験期の親のサポートに関する実態調査の結果を発表した。受験を控える子どもを持つ親、または過去3年以内に子どもの受験を経験した親1000人を対象に調査したところ、68.2%が自分の言葉や接し方が子どものプレッシャーになると感じたことがあると回答。受験期の子どもを支えるうえで、親自身も接し方に悩んでいる実態が明らかになった。
親の接し方が子どものプレッシャーになる
子どものモチベーション維持や声かけに悩み
受験期の子どものサポートについて悩んだことがあると回答した親は61.6%。具体的な悩みでは「子どものモチベーション維持」が50.3%で最も多く、「生活リズムの管理」が46.1%、「子どもへの声かけ」が45.5%、「子どものストレスや不安への接し方」が44.6%と続いた。
子どもを励ましたい、支えたいという思いがある一方、親の言葉や接し方が負担になるのではないかと不安を感じる様子もうかがえる。
子どもを支える上で重要だと思うことは
体調管理や普段通りの接し方を重視
受験期の子どもを支えるうえで重要だと思うことを聞くと、「体調管理」が48.6%、「普段通りに接すること」が48.1%、「家庭内の雰囲気づくり」が44.0%となった。「生活リズムのサポート」も39.9%に上り、直接的な励ましだけでなく、日常生活を整えることが重視されている。
明光義塾本部の小名木裕美氏は、必要以上に干渉せず、子どもの様子を見ながら寄り添うことが大切だと指摘。結果に一喜一憂したり、ほかの子どもと比較したりすることを避け、適度な距離感を保つよう呼びかけている。
子どもの食事に求めるものは
食事は栄養バランスに加え、食べやすさも重要
受験期の食事に求める要素は「栄養バランスがよいこと」が47.4%で最多。「食べやすいこと」が40.0%、「エネルギー補給ができること」が37.1%となった。
実際に食事面で気をつけたことでは、「栄養バランス」が55.3%でトップ。「食べ慣れたもの・安心する味にすること」が33.2%、「温かいものを出すこと」が32.7%、「消化のよさ」が29.6%と続いた。栄養面だけでなく、子どもが無理なく食べられ、安心できる食事への配慮がみられた。
軽食や夜食を用意した経験がある親は52.4%。用意する場面は「塾・学校から帰宅した後」が56.9%、「夜遅い時間」が45.7%、「勉強の合間」が38.9%だった。また、子どものサポートとして「食事の用意・工夫」が重要と回答した割合は79.2%に達した。
東京学芸大学附属世田谷小学校の栄養教諭、今里衣氏は、受験期の軽食や夜食について、特別なものを用意するよりも、学習の合間に無理なく食べられ、エネルギーを補給しやすいものを整えることが大切と説明。夜遅い時間は食べ過ぎによる眠気や胃腸への負担にも配慮し、量や食べやすさ、食事のタイミングを工夫するよう勧めている。
今回の調査からは、受験期の子どもを支える方法として、言葉による励ましに加え、体調管理や生活リズム、家庭内の雰囲気づくり、食事といった日常的なサポートが重視されていることが分かった。
【調査概要】
* 調査主体: 明光ネットワークジャパン、永谷園
* 調査期間: 2026年9月16~18日
* 調査方法: インターネット調査
* 対象: 高校・大学受験を控える子どもを持つ親、または過去3年以内に子どもの受験を経験した親
* 有効回答数: 1000サンプル
* 調査エリア: 全国
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