ハース、ラファエル・カマラとの契約を正式発表。2027年のラインアップはベアマンとのフェラーリ育成コンビに
10月15日(木)、TGRハースF1チームは、2027年シーズンに向けてラファエル・カマラと複数年の契約を締結したことを発表した。
カマラはブラジル出身で、2005年生まれの21歳だ。10歳になる前にカートを始めたカマラは、2021年にはイタリアで開催された『WSKチャンピオンズカップ』や『WSKスーパー・マスターカップ』で優勝を挙げ、5月にはベルギーで行われた『チャンピオンズ・オブ・ザ・フューチャー』のヨーロッパ選手権クラスでも勝利。これらの活躍がメキシコおよびラテンアメリカにおける『SFDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)』のスカウト担当に認められ、カマラはSFDAワールド・ファイナルへと進み、最終的にアカデミーのメンバーに選ばれた。FDAのブラジル人ドライバーは、エンツォ・フィッティパルディ、ジャンルカ・ペテコフに続く3人目だ。
2022年にはプレマからUAE F4、イタリアF4、ADAC F4(ドイツF4)に参戦し、3つの選手権で9勝を記録。2023年と2024年はフォーミュラ・リージョナル・ミドル・イースト・チャンピオンシップとフォーミュラ・リージョナル・ヨーロピアン・チャンピオンシップ(FRECA)に参戦し、2024年には最終戦を待たずしてFRECAのタイトルを獲得した。
2025年はFIA F3にステップアップし、トライデントから参戦して1年で4勝を挙げタイトルを獲得。そして今年はインビクタ・レーシングからFIA F2に参戦しており、第12戦バクーを終えた時点で3勝を挙げて現在選手権トップに立っている。
2025年FIA F3チャンピオンに輝いたラファエル・カマラ(トライデント/フェラーリ育成)
2026年FIA F2第8戦スパ・フランコルシャン フィーチャーレースを制したラファエル・カマラ(インビクタ・レーシング/フェラーリ育成)
2026年FIA F2第12戦バクー フィーチャーレース2表彰式/ラファエル・カマラ(インビクタ・レーシング/フェラーリ育成)
ハースの小松礼雄代表は2027年のドライバーラインアップについて、 5人のドライバーがひとつのシートをかけて争っていることを明らかにしていた 。その5人とは、現在ハースのレギュラードライバーを務めるエステバン・オコン、ハースのリザーブドライバーを務める平川亮とジャック・ドゥーハン、マクラーレンのリザーブ兼開発ドライバーのレオナルド・フォルナローリ、そしてカマラだった。しかし 9月末に今シーズン限りでオコンがチームを離脱することが明らかになり 、候補は4人に絞られた。
また第12戦オランダGP後には、 ハースはTPC(Testing of Previous Cars/旧型車テスト)を実施 し、平川、フォルナローリ、カマラが参加。ハースはこのTPCに関する情報を公表していないものの、この3人のなかではカマラが最も速いタイムを記録したと言われていた。
今回の契約締結によりハースは、2027年シーズンはカマラと、同じくFDA出身であるオリバー・ベアマンとのコンビで戦っていくことになる。
The call has been answered. Welcome, Rafael Câmara #HaasF1 #F1 pic.twitter.com/g0ilNvGHMj
— TGR Haas F1 Team (@HaasF1Team) October 15, 2026
Signed, sealed, delivered.
We're excited to announce the signing of Rafael Câmara on a multi-year contract.
The Brazilian racer will make the step up to Formula 1 at the start of the 2027 season. #HaasF1 #F1 pic.twitter.com/C4AsVgGgw8
— TGR Haas F1 Team (@HaasF1Team) October 15, 2026
BREAKING: Haas have confirmed Rafael Camara will join the team in 2027 on a multi-year deal #F1 @HaasF1Team pic.twitter.com/G1y4gyGo9d
— Formula 1 (@F1) October 15, 2026
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