Proofpoint、Varonisを63億ドルで買収へ データ・AIセキュリティを統合
サイバーセキュリティ企業のProofpoint(プルーフポイント)は、データセキュリティを手掛けるVaronis Systemsを約63億ドルで買収することで最終契約を締結した。
取引は全額現金で、Varonisの株主には1株当たり49.75ドルを支払う。買収は2027年上半期の完了を見込んでおり、Varonis株主や規制当局の承認などが条件となる。
ProofpointとVaronisのセキュリティ機能を統合
Proofpointは、メールやクラウド、コラボレーションツールなどを通じた人やデータ、AIエージェントの保護を手掛ける。
一方、Varonisは、組織内の機密データの可視化やアクセス制御、データセキュリティを展開している。
両社は買収後、コミュニケーション、アイデンティティ、アクセス権限、データ、AIに関するセキュリティ機能を統合し、AI利用時のデータ保護や情報漏えい対策を支援するプラットフォームの構築を進める。
AIがアクセスするデータの保護を強化
企業でAIやAIエージェントの導入が進む中、AIがどのデータへアクセスできるか、またデータがどのように利用されているかの管理が新たな課題になっている。
ProofpointはVaronisのデータ可視化・制御技術を取り込み、機密データの発見・保護、人やAIによるアクセス制御、情報漏えい対策などを統合する方針。
買収完了後は、両社の技術統合と市場展開を進める。
Varonisは買収完了後に非公開化
取引はVaronis取締役会が全会一致で承認した。
買収完了まではProofpointとVaronisはそれぞれ独立した企業として事業を継続する。完了後はVaronisのNasdaqでの普通株式取引を終了し、非公開企業となる予定。
Proofpointは投資会社Thoma Bravoのポートフォリオ企業で、買収資金についてはエクイティ・ファイナンスとデット・ファイナンスのコミットメントを確保しているとしている。
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