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三菱電機FA機器向けSDカード生産中止、ダイヤトレンドがSwissbit製の先行受注開始

ダイヤトレンドは、三菱電機製FA機器向け純正SDメモリカードの生産中止を受け、Swissbit(スイスビット)製の産業用SDメモリカードの取り扱いを開始した。10月16日から先行受注を受け付け、来春の供給を予定する。

対象製品は、三菱電機が一部FA機器向けに「接続可能品」として案内しているモデル。データロギングなどでSDメモリカードを利用する製造現場に、純正品生産終了後の選択肢として提供する。

三菱電機の純正SDカード、順次受注終了

三菱電機は2026年7月、テクニカルニュース「FA-D-0496-A」で、主要部品の生産終了に伴い「NZ1MEM」シリーズなどのSDメモリカードを生産中止すると発表した。

ダイヤトレンドによると、2GBモデル「NZ1MEM-2GBSD」は2026年9月末で受注を終了。その他の容量についても2027年3月末に受注を締め切る。

SDメモリカードは、FA機器でのデータロギングなどに利用されている。同社は産業用メモリの供給不足も続いているとして、Swissbit製品の調達を進める。

2GB~32GBを用意、納期は約6カ月

今回取り扱うSwissbit製品は、2GB、4GB、8GB、16GB、32GBをラインアップする。

4GB~32GBモデルには「3D pSLC」を、2GBモデルにはSLCを採用し、動作温度はマイナス40~85度に対応する。

突然の停電やシャットダウン時のデータ破損などを抑えるため、電源断保護機能も備える。

提供予定価格(税込)は、4GBが3万4540円、8GBが3万6300円、16GBが3万8170円、32GBが7万2600円。2GBは個別見積もりとなる。全容量とも納期は約6カ月を予定する。

なお、接続するFA機器によって利用できるSDメモリカードの容量や規格が異なるため、導入時には機器側の仕様確認が必要になる。

MELSEC iQ-RやGOT2000などを想定

対象機器として、MELSEC iQ-RシリーズのCPUユニット、C言語コントローラユニット、OPC UAサーバユニット、高速データロガーユニット、GOT2000シリーズなどが挙げられている。

MELSEC iQ-Fシリーズや一部のGOT2000については、専用のSDメモリカードユニットを追加することで利用できる機種もある。

例えばGOT2000のGT21モデルでは、専用ユニット「GT21-03SDCD」装着時もSD規格の2GBモデルのみ対応し、4GB以上のSDHC規格には対応しないとしている。

ダイヤトレンドはSDメモリカードに加え、CC-Link IE向け光ファイバーケーブルやサーボケーブル、インターフェースケーブルなどFA機器向け周辺部材も展開している。

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